2017.5/19(金曜日)MS感想

テーマ    :    「 人手不足と自社の働き方改革 」                           
講話者    :    香川県さぬき市倫理法人会 会員                              

        伸興電線(株) 代表取締役社長 尾崎 勝

 

                   
 少子高齢化で、生産人口が減少してくるため、人手不足を解消するためには、・賃金水準を上げる・労働条件を見直す・やりがいがある・将来への期待があるなどを考慮し、社員満足度の高い選んでもらえる会社になることだとおっしゃっていました。
  苦しいときに人件費を削って利益を出すのではなく、人件費を上げて利益を出す会社になれば、従業員が本気で働くようになるそうです。二宮尊徳のタライの水の話のように、自分が水を得ようとしたら、向こうに逃げてしまうけれど、相手に与えようとしたら、自分の方に水が来るので、「奪うに益なく、譲るに徳あり」「欲をもって働き、欲を制して世の為を思うべし」の精神が大事だと学びました。事業を継続していくことが残存者の利益になると聞いたら、倫理法人会に入っている企業は、生き残っていただきたいものです!
  尾崎さま、貴重なお話をいただき、ありがとうございます。

≪感想:網 千代美≫

 

 

 

 お話の中にもありましたが企業として「人を豊かにし、幸せにする事」が出来れば社員の満足度、生活での幸福度アップにも繋がる流れは、その通りだと思いました。
「仕事のやりがい」「将来への期待」にも繋がります。人に感謝され、誰かに感謝する関係が作れ、仕事仲間への帰属意識が生まれることで勤続年数の長期化にも繋がると感じました。

≪感想:赤壁誠司≫

 

 

 

 いかにして、求人するか?自社を選んでもらえる魅力ある企業にしていくか。。地方から労働力が都会に流出する傾向が強く、幸せ度を感じてもらえる努力が必要。
5月22日の職場の教養にも掲載されているように、相手の立場に立って事前の準備を徹底して行うことが重要。
企業が生き残る為には1つの課題に対し、いくつもの打つ手を準備しリスク回避の事前準備を怠らないことである。

≪感想:砂川昌幸≫

 

 

 

 さぬき市商工会会長としても、日頃より地元発展にご尽力されている、尾崎様のご講話でした。人口・生産人口減少という局面を迎え、企業経営者が変革に対しどの様に対応していくべきか、そのエッセンスをお話し頂きました。最終的にはES(社員満足)を向上させる事を目的とし、それを達成する為に「時間と財源」を割く覚悟を決め、諸施策を実行に移せるかが鍵となりそうです。「社員さんがニコニコして働いてくれる姿を見るのが、経営者冥利に尽きる」という言葉に、尾崎様のお人柄と経営方針を端的に表れていたと思います。貴重なご講話、有難うございました! 

≪会長より一言:川西弘城≫