2017.12/15(金曜日)MS感想

テーマ    :    『「やってみよう」で、稲の無農薬栽培 』                           
講話者    :    香川県坂出市倫理法人会 会員                           
            (株)保険クリニック 田岡芳範 様                           

 

 今回は無農薬栽培についてお話があったので報告いたします。野菜の葉は窒素で大きくなりスーパーで売られている野菜は早く成長させるため栄養素が低いと言うことでした。それに伴い政府のほうも栄養が低いと言うことをインターネット上に掲載しているそうです。無農薬野菜は販売が不可能で、販売するなら農協の指定肥料を使わないといけないそうです。この指定する農薬や肥料を使わずに販売すると言うのはとても難しく、スーパーではほぼ見かけないお野菜と言うことです。無農薬野菜を作るためにはいくつかのポイントがあり、草が生えないように工夫するために水を切らさないということでした。また害虫の予防策として稲と稲の間隔を広くすると良いそうで風が通りやすく田畑の温度を下げる効果があるとの事でした。また水不足の香川県であっても水を入れて水を抜くなどして水を巡回させ温度を下げると言う方法も良いそうです。また水を少なく保つことでジャンボタニシを予防することができるとの事でした。稲の収穫が終わると蓮華栽培をするのがいいそうです。理由としては蓮華が冬場の除草効果をもたらせてくれるそうでトラクターなどを使う費用が減ったり、蓮華が肥料になるなるそうで一石二鳥との事でした。今回の無農薬栽培についての話はとても貴重でした。この貴重な話を生活に活かすことができるよう心がけようと思います。

≪感想:石井英登≫

 

 

 食に携わるものとして興味深く拝聴させて頂きました。自然の摂理に反して作られた野菜は、色形は良くても栄養価が低い。稲の無農薬栽培は、稲や自然を科学し情熱と信念を持たないと出来ないと感じました。
人はややもすれば、人に流されたり諦めの境地に陥るもの。田岡さんも過程ではそんな時もあったようです。そんな難しい無農薬栽培を実践し一等米の評価を頂くお米を作る事が出来たのも田岡さんが性格的に信念を貫く強い気持ちの持ち主であったこと、技術者としてのこれまでのキャリアから色んな事に興味を持ち科学する力があってこそだと感じました。私が商いしてるうどんも全く同じです。今日の講和を聴き、益々、興味と情熱を持ってうどん作りに精進しようと思いました!有難うございました。

≪感想:岡谷泰秀≫

 

 

 技術屋さんが優秀な兼業農家で保険のセールスマンを!人間に良い物をと農業を愛しているそうです。数回の出向先でもすばらしいアイデアで挑戦され、見事花開いております。若い時から心掛けている、基本的な人のつながりをベースに取組まれ、転職後今の営業職もすすんでいる様です。昔からやっている、稲の無農薬栽培もいろんな広がりつながりがあるそうです。さらに頑張ってほしいものです。本日はありがとうございました。

≪感想:米田 均≫

 

 

 穏やかで優しい御姿の田岡様、時折笑いを交えつつ楽しくお話をして頂きました。
 大手家電メーカにお勤めの時から、農家であるご両親のお手伝いをされていたそうですが、お父様の具合が悪くなられた際に無農薬で育てた稲の収穫量が増えて以降、無農薬栽培を続けられているそうです。今では完全無農薬で一等米を作られる、素晴らしい兼業農家さんです。農薬は除草・防虫に使用されますが水張りと温度管理で、肥料は成長促進に使用されますがレンゲによる根粒菌で代用する事ができるそうです。スーパーに並ぶ綺麗な野菜、農薬と肥料で無理に大きく整形された野菜は栄養価も低く不安全だそうです。「商品」としての農作物か、「食物」としての農作物か…色々と考えさせられました。貴重なお話、有難うございました!
 さて、来週は今年最後のモーニングセミナーです!寒い日が続いておりますが、エイと一声、朝起きで是非ご来場下さい!

≪会長より一言:川西弘城≫